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最新の会報

第8回評議員・理事選挙(2023年度)報告

一般社団法人
日本看護研究学会選挙管理委員会
委員長 塚本 尚子
委員 岸 恵美子
委員 柏木 公一

この度,一般社団法人日本看護研究学会定款第11条ならび,第13条により定める評議員選出規程,理事・監事選出規程に則り第8回評議員,理事選挙を実施いたしました。すべての選挙プロセスについて,滞りなく終了いたしましたことを報告申し上げます。これにより北海道3名,東北4名,関東6名,東京8名,東海12名,近畿・北陸15名,中国・四国10名,九州・沖縄9名の合計67名の評議員を選出いたしました。また引き続いて行われた新評議員による互選投票によって,北海道,東北,関東,東京,中国・四国,九州・沖縄各1名,東海と近畿・北陸各2名,合計10名の理事候補者が選出されました。理事につきましては,令和6年度定時社員総会を経て選任される予定です。
選挙の経過につきましては,評議員選挙は2023年9月30日に公示を行い,11月1日~30日を投票期間とし,オンライン形式での投票を行いました。続いて2024年1月に,新評議員による理事の互選投票を行いました。評議員の投票率は32.3%であり,前回に引き続き30%の目標を達成することができました。オンラインによりスムーズに選挙が進行するようになり,安定して30%を超える投票率が確保できるようになってまいりました。ただし今回も投票率には地域差があり,東京地区では27.6%であり30%を下回っていました。投票率が低い地区については,その原因を分析して改善のための方策を打つ必要性があると考えます。また白票数は3,698(38%)であり,その割合には大きな改善はありませんでした。学会活動の活性化により,会員同士が相互に知り合うことが白票を減らすひとつの方策であると思います。ただし,白票数の傾向を分析すると,会員数が多く,それに伴って評議員定数の多い地域で高い傾向がありました。このことは,選挙地区の適正なサイズについても,今後検討が必要である可能性を示すものでした。学会活動は,研究者にとって意義ある活動であり,教育活動の源泉でもあります。それぞれの研究者が実りある活動をするために,学会は非常に重要であり,それを支える良い学会組織が必要です。良い組織づくりのためには,会員の皆様の選挙を通じた協力が不可欠です。ぜひ会員の皆様には選挙に高い関心を向けていただき,投票へのご協力を引き続きよろしくお願いいたします。
最後に,公平な選挙実施にむけて,選挙のすべてのプロセスにおいて丁寧にご支援をいただきました学会事務局に感謝申し上げます。

以上