学術集会

近畿北陸地方会独自で開催する学術集会についての情報を掲載しております。

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日本看護研究学会 第36回近畿・北陸地方会学術集会

第36回近畿・北陸地方会学術集会を終えて

3月5日にキャンパスプラザ京都で開催しました第36回近畿・北陸地方会学術集会を、大きなトラブルなく終えられたことに感謝申し上げます。2022年10月の世話人会で、第36回を対面で年度内に京都で開催することになり、山口曜子世話人と、本田可奈子副世話人代表の三人で準備を開始しました。準備期間が短かったせいもあり、学術集会長にとって負担が少ない学会を企画しました。今後は、学術集会を自由な発想で是非、多くの方にお引き受けいただければありがたく思います。

参加費をなくし、そのかわり非会員の参加も可とし、新会員獲得を目的に組み込みました。COVID-19による活動制限から解放され、研究活動をやっと再開できる喜びを「さあ、研究始動!」にあらわし、テーマとしました。どのような講演をお願いするかは、資料や文献を持ち込み3人で検討しました。地方会世話人の皆様に、4つの「ガイドライン」と6つの「ジャーナルクラブ」、2つの交流集会のすべての演者をご推薦いただき、大学院生を含めた若い方々にも登壇いただきました。資料は、クロスプラットフォームの無料メモ取りウェブアプリのNotionを用いて、随時アップし、配付資料の作業をなくしました。会場が2階と5階に離れてしまったので、対面受付の代わりに、QRコードによる受付にしました。

3月5日、10時の受付開始から多くの参加があり、講演開始時には3つの会場の席が概ね埋まりました。講演以外、演者と参加者でそのセッションを主体的に進めていただき、参加していた世話人は、会場の設営、掲示、運営、事務局の管理等もご担当いただきました。パソコンを開きながら講演を熱心に聴く姿や、質問されている姿は、対面開催の実感がありました。ガイドライン紹介とジャーナルクラブは、講義型や解説型などのいろいろな形式がありました。また、このような慣れない形式での実施は、日本看護研究学会事務局にも、学術集会開始前から終了後までも問い合わせが続き、ご迷惑を大変おかけしてしまいました。しかし、この学術集会をきっかけに入会を希望された方もありました。プログラムをみて関心があったからと、近畿・北陸地域以外からの参加もありました。しかしながら、日本看護研究学会49回学術集会の告知を含めた、大学などの広報の場は、少し寂しかったです。

最後になりますが、近畿北陸世話人は、当該地区の評議員と、自薦・他薦された会員から成り立っています。このような組織は、めったになく、学会活動とは何かを具体的に知るよいチャンスにもなっています。地方会会員の多くの方に、世話人会にも参加いただき、地方会を盛り上げていただけますと幸いです。

さて、地方会のブログにも、山口世話人による学術集会の報告が掲載されていますので、是非ご覧ください。講演の録画は、日本看護研究学会ホームページの会員情報管理システムから第35回看護研究セミナー配信としてご覧いただけます。7月末までを予定しています。2024年3月16日、第37回近畿・北陸地方会学術集会は、敦賀公立看護大学で開催されます。

学術集会長 若村 智子(地方会世話人代表・京都大学)

大会長ご挨拶

日本看護研究学会近畿北陸地方会、第36回学術集会を2023年3月5日(日)に開催いたします。オンラインでの学術集会がしばらく続いておりましたが、200名規模の対面で、会場はJR京都駅近くのキャンバスプラザ京都です。
メインテーマは、“さあ、研究始動!”とし、研究成果を論文にするための知識の共有が目標です。講演では、最近の統計の話題と、病棟の起源を建築の視点で、読み解いていただきます。また、レポーティングガイドラインやジャーナルクラブは、地方会世話人の先生方にご協力いただき、スピーカーを推薦していただきました。
地方会の特徴を活かし、本学会誌を有効に活用して学び会う機会になることを意図しています。当日は、学会入会のお手伝いもいたします。どなたの参加費も無料ですので、周囲の方々や指導されている学生さんにお声をかけていただき、ご一緒にご参加ください。
感染対策の観点から、申し込み制です。お早めの申し込みをお願いいたします。当日使用する資料は、ホームページからのダウンロードしていただき、事前に目を通して、当日の議論を深めていただけると幸いです。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

日本看護研究学会第36回近畿・北陸地方会学術集会 集会長 若村智子
京都大学大学院医学研究科

プログラム

講演(2階ホール)

①10:30~12:00 p値×95%信頼区間ー臨床で意味ある数字とはー
藤井誠 大阪大学大学院医学研究科保健学専攻

②13:30~15:30 病院建築家としてのナイチンゲール再考ー病棟の起源と変遷ー
中村孝之 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻

Equator-network ガイドラインを知ろう(5階演習室2-4)

①10:30~11:45 RCT 高岡宏一
②11:45~12:00 観察研究 深山華織
③13:30~14:30 システマティックレビュー 石飛マリコ・松橋美奈
④14:30~15:30 質的研究 宇佐美しおり

論文を読もう ジャーナルクラブ(5階演習室1)

①10:30~11:15 大江勤子
②11:15~12:00 荻田美穂子
③13:30~14:30 ヌルファンディ
④14:30~15:30 二宮早苗
⑤15:30~16:30 深田悠花

交流集会

論点「看護研究活動をどのように推進、継続、育成しているか」

①15:30~17:00 (2階ホール)
中小規模病院における看護研究活動の教育と発表達成への取り組みについて
上野栄一、濱野陽子

②15:30~17:00(5階演習室2-4)
測定機器を使用した研究の実際と留意点
伊部亜希、木村 静、岩崎幸恵、鈴木みゆき

近畿北陸地方会総会 12:00~12:30

参加申し込み

定員が210名です。
下記のURLもしくは、QRコードから2023年2月28日(火)までにお申し込みください。
https://forms.gle/eHoDdjdTwjwZTscH6

 

 

 

 

 

 

 

 

第36回近畿・北陸地方会学術集会参加ホームQRコード

 

 

 

 

 

 

 

 

各講演・プログラムの資料は下記リンクよりダウンロードをお願いします。
https://sulfuric-store-564.notion.site/36-493d19906f1b4b6087714406b0b3f39a