近畿・北陸地方会

滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・福井・富山・石川の看護研究者・看護職者に、学術集会などを開催しています。

世話人代表ご挨拶

新緑の候、平素より日本看護研究学会近畿北陸地方会の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 昨年度より、近畿北陸地方会世話人代表を拝命いたしました、大阪大学の武用でございます。おかげさまで本年度も引き続き、その任を担わせていただくこととなりました。改めまして、これまで賜りましたご支援とご協力に対し、心より深く感謝申し上げます。

 2024年度は、災害をテーマに学術集会およびセミナーを開催してまいりました。第38回学術集会におきましては、松下由美子先生(甲南女子大学)を大会長とし、「災害看護の過去・現在・未来」をテーマに、看護実践と研究との架橋を試みる有意義な機会となりました。2025年度には水田真由美先生(和歌山県立医科大学)を大会長として、「研究と実践に感謝~更なる発展を求めて~」をテーマとする第39回学術集会の開催が予定されております。本学術集会が、看護学の発展と会員相互の知的交流をさらに深化させる場となりますよう、鋭意準備を進めております。

 近畿北陸地方会は、現在およそ1,200名の会員を擁し、これまで学術集会や研究セミナーの開催、リレーブログやニュースレターの発行等を通じ、看護研究の振興と会員相互の連携強化に取り組んでまいりました。今後も、若手研究者の育成や地域に根差した活動を重視しつつ、「世話人同士の顔が見える関係性」という本会の伝統を継承・発展させてまいりたいと存じます。

 なお、地方会の運営や活動にご関心をお持ちの会員の皆様におかれましては、ぜひ世話人としてのご参画をご検討いただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

 結びに、会員の皆様の今後ますますのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げ、引き続きのご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

2025年6月

世話人代表 武用百子