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新たに大学院で学ぶということ 〜看護教育・研究へのステップアップ〜2018/06/13(水) 11:48:19 RSSにてレス一覧を表示
福井県立大学大学院 嶋田奈々さん
 近畿・北陸地方会の皆様、はじめまして。窓を開けると吹き抜ける風も心地よい季節となりました。いかがお過ごしでしょうか?
 私は、看護教育の仕事に携わるようになり、1年半が経過しました。教育現場に来たきっかけは、産休代理で老年看護学の実習を担当するということでした。そこで私は、尊敬する看護教員に出会い、私もその先生のような教員になりたいと思うようになり、今思えば人生ターニングポイントを迎えました。
 実習指導の中で、日々看護援助が進むと、ADLの低下していた患者であっても自分で行えることが日に日に増えていき、生き生きし始めました。入院中であっても、その人らしい生活に近づいていくことで表情が良くなり、さらに生き生き過ごすようになり、ADLはもちろんコミュニケーション力や生命力も高まっていく姿を何度も見ることが出来ました。そこで私の看護とは何が違うのだろう、私の今までの看護は看護といえるものだったのだろうかと疑問を持つようになりました。
 その疑問を解決すべく、4月から福井県立大学大学院の修士課程に進学し、現在は在宅看護領域で非常勤で勤務しながら社会人大学院生として学んでいます。現在の私は、様々な分野の先生にご指導していただき、教育の現場は臨床の現場とは違い、看護職者という視点だけではなく、教育者、研究者という視点が必要であると日々実感しています。多くの尊敬できる先生に出会えたこの大学院で、自分自身も学べる環境に身を置き、論理的な思考力や研究の方法を学びつつ、教員になるための資質を磨き成長し続けていきたいと考えています。
 専攻している老年看護学の分野だけではなく、広い視野を持ち様々な分野を学ぶため、分野にとらわれず様々な領域の研究を学べると思いこの日本看護研究学会に入会しました。学術集会や継続セミナーに積極的に参加し、学会員の皆様と積極的に情報交換をしていきたいと思っています。これからどうぞよろしくお願いいたします。
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